日本デザイン機構 メンバー紹介


 個人会員


氏名 森田昌嗣

勤務先 九州大学・大学院芸術工学研究院
人間生活システム部門インダストリアルデザイン講座
教授 、副研究院長、副学科長、副学部長
815-8540 福岡県福岡市南区塩原4-9-1

他所属 日本デザイン学会(評議委員・理事)、芸術工学会(理事)等
その他の社会活動として、経済産業省/日本産業デザイン振興会・グッドデザイン賞審査委員、福岡市・都市景観アドバイザーなどを務める。

略歴 1976年九州芸術工科大学卒業
1979年東京藝術大学大学院美術研究科(デザイン専攻)修士課程修了
同年、GKインダストリアルデザイン研究所入所。1982年組織変更によりGK設計に移籍
1992年退社後、九州芸術工科大学教授を経て2004年より現職

主な作品 大阪サインタワー(第21回日本SDA賞 大賞・通産大臣賞、1987)
東京都・銀座晴海通り(都市景観大賞、1993)
西中島橋(平成15年度グッドデザイン賞環境デザイン部門、2003)ほか
著書 パブリックデザイン事典(共著)産業調査会、1991
私の選んだ一品1.2.3(共著)丸善2002, 2003, 2004 ほか
論文 都市環境装置デザイン方法に関する一連の研究(30編)日本デザイン学会、等
平成11年度日本デザイン学会 研究奨励賞、1990

 VOICE OF DESIGN(デザインポリシーなど)

パブリックデザインを中心とした活動概要:
 広場・街路・施設等の公的空間は、利用者とさまざまな物的要素(都市環境装置・アーバンエレメント)によって生活の場が形成されている。都市環境装置には、街路本体、橋梁等の都市基盤整備と、街路灯、ベンチ等のストリートファニチュアや案内誘導のためのサインなどの都市活動支援装置に大別される。
 私は、大学の研究室において、これら都市環境装置がパブリックスペースの生活面と景観面に果たす役割に着目し、人と都市環境装置相互の最適な関係をデザインするパブリックデザインの方法に関する基礎的研究および具体的なプロジェクトの開発・計画・設計を進めている。
 また最近は、21世紀COEプログラムに採択された人工環境デザイン研究拠点形成での「都市環境装置の持続性や利用行動との関係」「ユニバーサルデザイン社会創成型プロジェクト」等に関する研究を中心に、地域産業活性化のためのブランド戦略プロジェクト研究や中小企業デザイン支援プロジェクト研究などに着手している。

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